海洋深層水はミネラルウォーターと何が違うのかわかる人ってあんまりいないんじゃないでしょうか。
かく言う私もあんまりわかっていませんでした。
ミネラルウォーターは川から水をとってきたやつで、海洋深層水は海の深いところからとってきた水なんだろうなあ、っていう感じでした。
だからあんまり違いに興味をもつことなく、ずっと飲んできたんですよね。
私みたいな人も多いのではないでしょうか。
海洋深層水とは、水深200メートルよりも深いところにある水のことです。
この深さにある水には、表面の海水には含まれていない成分をふくんでいます。
無機栄養塩類がすごく豊富なんですよね。
ですから、美容と健康に関心がある方、いつまでも元気でいたい方などから大変人気を集めています。
また、太陽の光が全く届かない暗い闇の中にある水のため、プランクトンが発生しません。
そのため、有害な菌も繁殖しないので、とても安全性の高い水だと言えます。
つまり、栄養価が高くてすごくきれいな水だっていうことです。
また、水温も低温で一定のため、水質もかなり安定しています。
汚染水や生活水など、水の汚れをひきおこすような下水が流れこんでくることもありません。
一方、ミネラルウォーターは、地下水を源水とするペットボトル入りの飲料水のことです。
ミネラルというその名の通り、カルシウムやマグネシウムが入っています。
また、ミネラルウォーターには軟水と硬水があります。
硬水はミネラルが含まれる量が多いので、ちょっとしょっぱい感じがしますね。
飲みやすいのは軟水です。
日本のミネラルウォーターの多くが軟水なので、私たちがふだん何気なく買っているペットボトルの飲料水はほとんどがなめらかな飲み心地だと思います。
フランスやイタリアなどの海外製品は多くが硬水です。
軟水に飲み慣れてしまっている方は、はじめまずいと思ってしまうかもしれませんね。
ちょっと飲みにくい味がします。
栄養成分は豊富なので、ダイエット中には最適ですが。
水なのでカロリーもないですしね。
このように、海洋深層水とミネラルウォーターには大きな違いがあります。
どちらを選ぶかは味の好みもありますし、何の目的のために飲むかにもよると思います。
私は両方飲みくらべてみた結果、海洋深層水がおいしいなと思いました。
あまり近所のコンビニでは売ってないんですけどね。
何を飲めばいいのか迷っている人は、まずはいろいろ飲みくらべてみるのがいいかもしれません。